これって何の植物か知っている人?
ありがとう!そう。あさがおです。
あさがおでもちょっと変わったあさがおなんだ。
どこがかわっているって?
私は昨年の夏お友達にボールペンを貸しました。
貸したボールペンは封筒に入って、ちいさな種と一緒に私のところに返ってきました。
その封筒には「ボールペンありがとう撫順のあさがおレアものです。」と書かれていたの。
レアっていうのは珍しいとか貴重だとか言う意味。
どんな花が咲くのかな?撫順って中国だと思うけど。
そんなことを考えながら野菜の種と一緒にしまっておきました。
春になってたねをまきました。
10日ぐらいかな?しばらくすると芽が出てきました。
種も小さかったけれど、芽も小さい。
またしばらくすると
源氏パイのようなハートの形をした小さいな双葉が開きました。
お花も小さいのかな。色はどんなのかな。
わくわくしてきました。
そのワクワクを誰かと一緒に楽しみたくて、
お花友達に「レアもの、撫順のあさがおって知っている?たくさん芽がでてきたから育ててみる?」と聞いてみました。すると友達は
「うん。ちょうだい。でもどんな花?大きい?小さい?色は何色?撫順ってどこ?」こんなことを聞いてきました。私は、
「さあ~種をくれた人に聞いてみます。」といって家に戻ってきました。
でもよく考えたら、私は種をくれた人には月に1度しか会えないの。
次に会う日が待ちきれなくて、
でも電話で聞いてしまうのもなんだかもったいないような気がして、
まず、地図で撫順をさがしてみました。
やっぱり中国でした。(中国の地図)
次にインターネットで 撫順 あさがお と検索してみたら。
出てきた、出てきた。たくさん。
どれどれと一番上にのっていたページを開いてみます。
まずは写真がのっていました。
青っぽい紫のお花です。
本葉がハートの形をしています。
あっれ?
昔育てた中国のあさがおと同じような気がします。少々がっかり。
どうしてレアなのかな?とそこに書かれている文章をよんでみました。
すると、そこに書かれていたことは、私が想像したレア、めずらしさとはまったく違うことでした。
今から60年ほど前、大きな戦争のあと、平和を願った中国の人から日本人の兵士に「鉄砲よりお花を」手渡されたあさがおの種だったのです。
この種を日本に持って帰った副島さんって人が、九州で毎年大事にあさがおを毎年育て続けて、たくさんの人に戦争のことを伝えたいと思って種を配り続けたらしいの。
副島さんって人がドイツのベルリンに住んでいる人に種を配って下さいと渡して、ドイツに住んでいる人が東京に住む人に種を渡して、東京の人から種をもらった私の友達が、お花がすきそうって私に種をくれたんだって。
ちょっと種がどのぐらい旅したかな~って調べてみたら、九州、ドイツ、東京、札幌と約27000㌔、地球を半周できるぐらいの旅をしてきたみたい。
60年の時をへてたくさんの人の手から手へとわたされ、私のところに来たあさがおの種。
もし、昨年の夏ボールペンをお友達にかさなかったらこの種は私のところには来なかったかも。もし、お花友達がたくさん私に質問してくれなかったら、私は種の旅を知ることがなかったかも。ちょっと考えただけでも、今ここにあさがおがあるってとても不思議です。
平和って難しいなって普段私は、は思っています。こんな大人になっても大切な家族と喧嘩したりしちゃうし。いやなことされたらおこっちゃいそうだし。でも。人たちの手から手に、60年の時を越えてやってきた種。それは確かに平和を強く願った人の思いがつながっているのだなって思うと、あきらめないで、頑張ってみようって元気が出てきます。
それでは、この絵本を読んで終わります。
ここで、『赦しの花』撫順の奇跡を受け継ぐ会 九州支部編を読みました。
認罪~中国撫順戦犯管理所の6年~
http://www.youtube.com/watch?v=yZnzHliy7kM
これもぜひ見てみて下さい。